潮風の港街

【シュマックさん、カルーセルさん】
ジョギングをしました。早朝のジョギングは気持ちが良いです。
前からやりたかったカモメの餌付けをしました。たくさん集まって、怖い位だったな！

カモメ用のビスケットを、大人の男性の方二人にねだられてしまいました。
お腹が空いていたみたい。シュマックさんという、思慮深そうな…優しい方と、
お久しぶりにお会いした、カルーセルさんでした。
カルーセルさんは砂漠から街に入り、これから海へ行くと言っていました。

兄上の様な年の離れた男性二人に囲まれて、何かとっても楽しかった。
僕はやっぱり甘えん坊なのかな…。しっかりしないと、と思っても
優しい大人に出会うと、つい甘えてしまいます。
シュマックさんが優しい目で問い掛けてくれたり、カルーセルさんの大きな温かい手とか…

おかげで、今日も僕の元気はたくさん充電されました！

それから…人魚さんの事を久しぶりに思い出しちゃった。
僕の事、好きだって言ってくれた人魚さん…今頃どうしているかな。

山頂の大聖堂

【ドロローソさん】
聖堂内でタロットカードをめくる方がいました。
ドロローソさんというミステリアスな方でした。
ゲームをして、僕が負けのカードを引いてしまったら、ドロローソさんが本性を見せるという
ドキドキする遊びをしました。
結局、ドロローソさんの本性、というのはわからなかったけれど……
悪い人には思えなかったし……急に怖い人に豹変するなんて想像もできなかったし…。

手に汗を握ってしまった夜でした。

親愛なる母上

しばらく、お手紙を送らなくてすみませんでした。
怒っていませんか？…セバスチャンとはケンカなどしていません。
スプレンダーも元気です。特に変わりはなかったので、
心配しないで下さい。
父上と兄上は元気ですか？近い内にまた帰ります。

僕はまた素敵な方と知り合う事ができました。
その方もお父上を目標にしている方でした。

今日はもう眠いので、ここで終わりにします。

愛を込めて…　エリオットより

Eliot=Fon=Felunas

某王国では、絶大な権力を持つ貴族、フェルーナス家の次男として産まれる。
祖父、父、兄共に騎士。父は王国騎士団の団長。幼い頃から父や兄の姿を見て、騎士に憧れを抱く。
裕福な家庭で育ち、両親や兄に囲まれ、何一つ不自由なく過ごしてきた。そして、何もしなくても騎士になれる程の恵まれた家系だが、世界を知らない事に疑問を抱き、両親の反対を押し切って旅に出る事を決意する。期間は未定だが、２０歳になると同時に騎士に叙任する事が決まっているので、いずれ祖国へ戻る。

今は執事のセバスチャンと２名程の使用人、料理人が付き添う事を条件にがぁら国で暮らしている。（がぁらに着いてすぐ、冒険の為に必要となった愛馬（スプレンダー）を祖国から連れて来た。）

最近は、月に１度は祖国に戻り、家を出ている事が民に知られぬ様努力している様子。週に１度の母への手紙は欠かさない。

リヒルドさん

マジックアイテムを貸し出しする、商人の方。
丁寧な話し方で、優しくてお話していても安心できます。
僕との共通点があり、目標に向かって修行中です！