【ビヴァーチェさん、アイクさん】
聖堂で聖書を読んでいたら、とても大人しそうな女の子、ビバーチェさんが礼拝にきた。
銀色の髪をしていて、まるで月の色だった。
特別な事情があって、手が変色したりして大変そうだった。
その手をアイクさんという方が、治療しようとしていたけれど、
駄目だったみたい。
アイクさんは、色々な仕事をされていて、孤児院でもお手伝いしているそうだ。
今度、子供の遊びを教えてくれると言っていた。
僕は遊びを良く知らない。同じ頃の子供達と遊んだ記憶はあまりないから…。
勉強も家でしていたし。遊び相手は、兄上か犬や馬だったなぁ。
アイクさんとビバーチェさんはまるで親子みたいに仲良し。
でもビバーチェさんは見かけによらずお転婆みたい。色々な遊びを知っていた。
PR
この記事にコメントする